こっから、こっから。ゆっくり楽しく歩いてこ。

日々の想い、小さな暮らし、乳がんと肺がん退治の記録を綴ります。ぶつくさ言う黒猫も登場。

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トロとの出会い、保護までの顛末と、
癌宣告から手術、治療の過程を記録しています。
よろしかったらご覧下さいませ。

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座薬を使って、床掃除?! もう痛みに飽きちゃって。。。

あ~、もうなんだかね、、、

痛みに疲れてしまってね。
もう飽きたよ~去っておくれよ。

お帰りください、イタミさん。



今回は左肺上葉の区域切除というもので、
小ぶりのショートケーキくらいを切除しています。


術式は、胸腔鏡手術。
なので、傷そのものは左側肋骨の間5センチほどと、
ドレーン用の2センチほどの2か所のみ。


当然身体への負担も少なく、

翌日歩ける(歩かされる?)し、
合併症の発症リスクも格段に回避できるものらしいのだが。


でもね、実際内臓の一部がとられてしまっているわけで、
肋骨の間からアプローチする際、

神経の断裂はどうしたってある。
痛みというのはね、主にたぶんコレなの。

肋間神経痛。
左側の胸と背中全体に渡ってね。


もちろん、内側からの刺すような突き上げる痛みも来るんだけど、
断然、この24時間消えない神経の痛みに苦戦中。


乳がんの時、脇のリンパを切った時も同じ痛みがあったけど、
帯状疱疹の時、半身走る神経痛はあったけど、
今回はこれらを圧倒的に凌駕するね。

圧勝です。(あくまで私の場合)


24時間、あの生け花の剣山で引っ掛かれながら、

そこに電流を流されている状態。
これね、もうたまらんのよ。泣。


なんとか気を紛らわすよう、

アレコレと楽しみを考えるんだけどね。
なかなか集中できないの。


7日に退院後初めての外来なので、
主治医に思い切り八つ当たりしてこようと思うよ!(笑)
神経に効く良きお薬に変えてもらいましょう。


麻薬クラスと言われた痛み止めは

全く効果なし。

在宅用だから処方が微量だったかも。


仕方なく、最後の砦?と思って、

出された座薬を投入!


いつ以来?幼児のころかな?
う~ん、でもこれもね~

短時間は少しマシ?ってくらいかな。


少しでも効いている間に、

やりたかった床の雑巾がけ決行したわ。


なにもそこまでって自分でも思うのだけど、笑。

なんだろね。。。
掃除をするとね、特に拭き掃除ね。
心が整う気がします。


これ、仏教の教えにもあるものなので、
とっても効き目があると思います。



そんなこんなの愚痴ばなしばかりで、
お役に立つかもしれない入院記録や、
手術のおはなしなどがまったくできておらず。
すみません。


また立て直して参りますので、悪しからず。
20日くらいには職場復帰も企んでいるのだけど、
この痛みをね、とにかくなんとかしてもらわんと!!!ふむ!

がむばります!



皆様は心身ともに健やかにお過ごしくださいませね。


「何もない穏やかな日常」

これこそが「奇跡」だよ。。。


ママ、なんか取り憑かれた?

雑巾掛けしてるあいだ、ここに避難だわ。

明日は乳腺外来の日だから腕上げ練習しないとね。今更だけど・・・。

本日は秋晴れ!!
10月も最終日ですね。

いよいよ今年もあと2ヶ月??
速すぎませんか?
ちょっと追いつけませんね~。


↑頂いた紅茶、これトロですよね~(笑)


そして今日はハロウィンでもあるのですね。
でもあのどんちゃん騒ぎは少し飽きられたようで?
日本人はブームに乗りやすく、

冷めやすいからね。
よかった!よかった!


↑大好きな公園の夕陽


さて、私の方はというと、

痛みがね~きつくてね~。


前回乳がんの手術の時よりやはり痛いね。

あくまで私の場合ですが。


上がってくる咳がね、もう地獄なのよ。

毎回絶叫しています。
痛みで消耗してしまうんですよね。

悔しいことに。。。


そこで昨日は初めて麻薬クラスの痛み止めを使ってみました。
痛みは我慢するな!と言われたけれど・・

我慢しちゃうんだよね~。(笑)


気になる効き目は?
というと、、、数時間でしたね。


麻薬といっても、在宅処方薬なので弱めのものですね。


まあ、ずっと痛いわけではないからね。
そのうち解放されるでしょう。

経験値的にあと10日もあれば大丈夫さ。


来週末から、会社の社員旅行なのですよね。
沖縄2泊3日。あ~行きたかったな~。

一晩だけ、全体集合での宴会があるだけで、

あとは完全自由なのです。
なので家族参加がたくさんいます。


もうたぶん、私が在籍中は最後の旅行になるだろうと思って
夫婦で参加予約していたのだけど、

こんなことになってしまったので。


さすがに来週末は無理だね。

体力の回復が間に合わないし、

痛みもね。残念!
同僚の楽しい写真を楽しみに待ってましょう。


↑こちらも頂いたオートミールクッキー
トースターで焼きなおしたら、

ちょっと焦げ気味?
でもとっても美味です。


さて、明日は、乳がんの定期外来日。

夏に行って以来、3か月ぶりです。


その夏の検査で、肺がんの疑いを確認してくれて紹介状をもらったという流れ。


この3か月で、肺がん確定から手術まで

終わったわけだから、
私的には長かったけれど、

短かったのかな。


乳がんの主治医にキチンとお礼を言わないといけないね。


彼が原発の乳がんを治療する中で、

スルーせずに肺がんの影を追ってくれていたから、
本当に感謝しないと!!


肺がんの主治医も紹介状と引継ぎデータを見ながら感心していたもの。


だから、痛いけどがんばって明日病院行ってきます。
まだ左腕が上がらないのだけれどね・・・

万歳しないと検査にならんのよ。
これから練習します!え?遅いよね。。。(笑)


今日は、オペ室でのエピソードなどを記録しようと思ってましたが、
だらだら余談が長すぎましたので、

また次回にでも。すみません。



皆さんもこの秋晴れ、

有意義にお過ごしくださいませ。
明日からは雨模様??
今日だけですよ!チャンスです。
さ~歩きましょう!


なに?あたしの紅茶?断りもなく?

そいういうのホント困るのよね。
ちゃんと事務所とおしてちょうだい。

隙間10センチの出会い。それでも気持ちは通じるものよ。慈しむ医療を願います。

痛みがね・・・想定より強くって、
消耗戦を強いられています。トホホ。


乳がんの時より強いかも。
2年歳を重ねたからかな、回復が遅い??(笑)


痛み止めが効いている時間に
掃除をしたり、歩いたり、の数日。


毎日3分間プチ掃除は効果的。
綿棒で隅っこ拭いたり、
電気の傘拭いたりね。
3分あると結構、なにかはできる。



昨日もゆっくりでも歩こうと、
一周りして帰宅したら
痛みが酷くなって発熱しちゃい。泣。


いきなり5,000歩は多いかもね。
まだ、術後6日だった。(笑)


痛みのため、ひとりでベッドから起き上がれないから、
ベッドのヘリに寝て、起きる時は、
両足を床に落として、ヘリを利用して、
そのままズリズリと滑り落ちるという技を編み出した。


見るも無残、哀れな姿であがいております。

山姥のような髪の毛だし。
そのたびに「負けてたまるか~!」っておぞましい唸り声をだして。(笑)


人間、生きるための執念って凄いものがあるね。。。


『執念』という意味では、結構得意分野かも?
こうなると女子は強いのかもしれないね~。


そんなわけで、入院時の記録が書けてないのだけど、
思い出すことを拒否しているのかもしれないね。
非日常的すぎた。


1泊目に隣のペッドにいた方は、
72歳かな?
(点滴でも、食事でもなんでも名前と生年月日を言わされるからね)


たまたま共用部の自販機のお水が全部売り切れちゃってて、
まだ手術前の自由な身、

活きのいい?私は1階まで降りて買って来れたけど、
その方はなかなか厳しいだろうなと思って、
かなり迷った末に、

思い切ってカーテン越しに声をかけてみたの。


「今日なら、自分は自由に動けるから、
お水、買ってきましょうか?」って。


そしたら、彼女、とても喜んでくれてね。
多分普段は看護師さん、たまに来る医師、
そしてもっともっと、たまに来る息子さんとしか話していないようで。


自分のお話を始めたの。
10年前に乳がんの原発から始まって、
治験の抗がん剤を試して、
それがとても強くて10年間QOLは
ガタ落ちだったそう。


その後、残念なことに肺がんにもなってしまい、予後が良くない状況。
その間にご主人も癌で失って。


余命はもって1年。
車いす状態で、自分ひとりでは自立できないということで、
彼女は一人暮らしの「我が家」に戻ることはできない。
病院にいる間に次の受け入れ先を見つけなければならず。

なんとも切ない。


「まさか、自分の人生こんなことになるなんてね~」と力なく笑った。


その後、その方の主治医が来て、
一人暮らしを希望する彼女の今後の話をしていたのだが、
「最期は好きに生きてほしいけどね~。
ひとりは無理だろ。施設がいいよ。」


「でも、先生。そういうところ、高いのよ。。。。困った。」


「それを僕に言われても困るよ~。
人間をひとり生かしておくっていうのは
それだけお金のかかることなんだよ。
ここは病院だからね、本来、値段にしたら
それだけかかるってことなんだよ。。。。」って。とても軽快に。


カーテン越しにその会話を聞いていて、

固まった。本当に切なかった。


どう受け止めるかは人によるだろう。
医師の言ったことはすべて正解だし。


ただ、ただね、「心」をね、

入れてほしかったよ、先生。

おねげーだ。

それが一番欲しいんだよ。

こんな私達には、特に。。。


私だったら落ち込んで泣いちゃうよ。


毎日、毎日、ろうろくの灯が弱く揺らいで、
消えゆくさまを散々見ている彼らにとっては、

たくさんのろうそくの1本でしかないのかもしれないけど。。。


それよりも、

次の救えるかもしれない患者のためにベッドを開けてもらうことが
彼らの使命なのかもしれないけれど。。。


そういう使命を持った特殊な場所だものね。
それもまた理解はできます。


ひと、ひとりにとことん寄り添うという医療は、

まだまだ日本はこれからなのかな。


もっともっと、

ホスピス(緩和ケア)が充実してくることを願います。
いろんな選択肢の中で、

自分の仕舞い方を選べるように。


部屋を移る際、

彼女とはカーテンの隙間越しに、
お互いに小さなガッツポーズをして別れた。

笑顔がとても優しかった。
とってもとっても切なかった。。。


もう、彼女に会うことはないけれど、
心やすらかに余生を過ごせることを

心から願ってやみません。


きっとあのガッツポーズは忘れません。
祈っています。。。生きぬこう。



さあ、生かされた私は、
生きるために歩こう!


どんな道でも歩いていくしかないんだから。


でも、5,000歩はまだ早いかな、、、
肺活量も上げたいところ。
ちょっとストイックになってます。(笑)


みなさん、今日もがんばしましょうね。
ちっちゃな感謝もちゃんと声にしてこ~ね。


いのちのバトンね。
ママ、しっかりいくわよー!

宣告以来、初めて泣いた日。生きるために深く深く息をするのだ。絶対に負けない。

今日は何日でしたっけ?

土曜日?26日か、朝5時52分。

私、生きています。


久しぶりの記録になります。

今、どの段階にいるかというと、

無事に手術を終え、

痛みと高熱に喘ぎ一晩を過ごし、

翌日から歩かされ、

めでたく予定通り、追い出され?笑


順調な経過?を辿って、

現在、我が家のベッドの上にいます。


痛みと微熱、息切れはまだまだあります。

でもやっぱり地上がいいですよー。笑。

追い出しに感謝!


前回更新からのこの数日が

濃厚すぎて、衝撃的すぎて、

ここに記録するコトがなかなか出来なかった。


その間は、応援してくれた友人達と

ポチポチ近況を伝えあって、

気持ちを盛り上げていました。


このあと、出来るだけ自分の記録のために

少しずつ書ける時に単発的に書いていこうと思います。


明らかに言えるコトは、

約2年半前の乳がんの時より

辛く、苦しく、

人生観というか、死生観が変わりました。


遥かに厳しい最前線の病棟に身を置き、

この目で見て、

この耳で聞いて、

本当の意味で、

『生きる』ことの厳しさを、

加えて『終えていく』ことの苦しみを、

この身にたたき込まれた気がします。


昨夜、術後初めて、

自宅で湯船に身体を沈めることができました。


それまではシャワーだけでしたので、

17日以来久しぶりの湯船。


そしたらね、

そのお湯の温もりと、

身体がフワっと浮かぶ解放感とで、

あまりの気持ちよさに声が出ちゃって。


お風呂の天井に向かって、

応援してくれた1人1人の名前を言って

帰ってこれたよ、ありがとう!!ってね。


もちろん、ご先祖様にも。

ありがとう!


そしたら、

肺がんの宣告を受けて以来、

自身のことでは、

一粒の涙も流さなかったのに、

いきなり滝のように涙が溢れてね。


もう大声あげて、子供みたいに泣いちゃったよ。

次から次に大粒の涙が溢れて、

嗚咽して泣いた。


怖かったから。

辛かったから。

痛かったから。


病棟では、誰もがひとり。

ひとりで闘うしかないのよね。


頼りは握らされた

ナースコールのボタンのみ。

自分で体位すら変えられない。

数センチ先のものに手が届かない。


締め切られたカーテンの仕切りごとに

壮絶な闘いがあってね。


みな、『生きる』ことと、

『終えること』の狭間で闘っている。


ずっとずっと押さえ込んでいた感情がね、

ドーっと溢れでちゃってさ。


残してきた病室の方々のことが

思い出されて、

彼女たちにも、この温かい湯船に浸からせてあげたい。


心からそう思ったら、

またまた泣けちゃってさ。


いま、私は山盛りの薬と共に解放されたけど、

残してきた方々の点滴の針は、

いったいいつ抜けるのだろう。。。


もう、2度と、絶対に戻ってはいけない場所。

なんとしても、負けてはならぬ。


生きたい。私は生きる!!


ごめんね。

頭と心を整理してから、

入院記録をぼちぼち残します。


そんな中でも、

素敵な出逢いもあったしね!!

それもお楽しみに。


とりあえず、生還しています。

ありがとうございます。


皆さま、

素敵な週末をお過ごしくださいませ。


『日常の中に身をおけること』

コレに勝る幸せはありません。



ママがね、帰ってきたよー。

あたちもやっとゴロゴロできるわ。


ママ、おかえろー。

手術当日を迎えました。朝陽のパワーをもらって。行ってきまーす。

昨夜もね、やっぱり眠れないよねー。

綺麗な夜景を眺めてました。


↑午前、3時くらい。


でも、3.4時間はウトウトしたはず。

眠りは深くないけどね。


早朝5時に、白湯をもらって

綺麗な朝日を浴びてストレッチしてきました。

パワー注入だ!



7時にはひとりで女医さんが現れ、

一緒に頑張ろう〜って!

満面の笑顔をいただきました。


いつ彼女は休んでいるのか、

心配しちゃう。

病院に住んでるよね?ってくらい。

でもあの情熱がホントにありがたい。


充電満タン!

よし!大丈夫、頑張るぞ〜!



8時以降は水分摂取も禁止です。泣。


こっから昼までが長い長い!

ただひたすら待ちです。


このあと10時くらいから

点滴が始まる模様。


あー、またしばらく自由がなくなるね。

あの管だらけの身体になるんだなぁ。

早く抜けますように。


お呼びがかかるまで、

大谷選手を応援して待とう!

今日で決めれるかな。。。楽しみ。


では、

次回更新できますように。


行って来まーす!かんばだ!


オマケ記録。↓

昨日はね、

ティータイム🫖を楽しみましたよ。

いただきものを持ち込んでます笑笑。